南雲吉則先生による美と健康を維持する方法とは?
南雲先生の1日1食生活
最近は「空腹がカラダに良い」という新しい説が注目を集めています。
これまではどちらかと言うと、「必要な栄養を摂取すれば元気で健康になれる」というのが一般的な考え方でしたので衝撃を与えました。
これは南雲吉則先生が書いた「空腹が人を健康にする」という著書で解説されています。
南雲先生は現在、テレビにも出演していますのでご存知の方も多いと思います。経歴は東京慈恵医科大学を卒業し、様々な病院で医師の経験を積んだ後、ナグモクリニックを開業しています。
先生は40代の頃にメタボ体型になってから様々な症状が出るようになったため、ダイエットを行ったのですが、最後には1日1食生活を送るようになったそうです。
そして1日1食生活を10年以上継続した結果、健康状態は良好となって肌なども若々しくなりました。彼は今年60歳になりますが、血管年齢は20代後半と言われているそうです。
テレビで見る姿も60歳とは思えないくらいの若さを保っています。もちろん、先生は健康維持のため、この1日1食生活を薦めています。
本人が若いので先生の説は信憑性が高いと言えるかもしれませんね。
美と健康を手に入れる方法
近年、「延命遺伝子(長寿遺伝子)」というものが発見されたそうですが、あらゆる動物で実験した結果、食事量を4割減少させたところ、1.5倍も長生きすることが証明されたそうです。
さらには見た目も若くて美しいことも判明しました。
そのため南雲先生の1日1食という考え方は決して間違えとは言えないような気がしますし、むしろ正しいことのように思えます。
南雲先生は美と健康について、1日1食以外でも2つのことを薦めています。
まず1つ目は、果物は皮ごと、魚は骨や頭ごと食べるということです。
つまり食べる時は捨ててしまう部分に栄養がたっぷり含まれているということなのです。
リンゴなどは皮ごと食べることは珍しくありませんが、それ以外の食材は皮を食べづらいかもしれません。
魚は頭や骨などは通常は食べるのは難しいですが、軟らかく煮こむことによって、それが可能になります。また、食べられなけれなダシを取るために使っても良いでしょう。
リンゴの皮には3種類のプリフェノールが含まれていると言われています。免疫力を高めるエピカテキン、血圧の上昇を抑制したり視力を改善するアントシアニン、美白効果があるプロシアニジンの3つの優れた成分です。
また、オレンジの皮には果肉の約4倍の食物繊維が含まれていて、抗酸化や抗ガンの作用もあるそうです。
そのため可能であれば、果物は皮ごと食べるように心掛けてください。
2つ目は睡眠時間にゴールデンタイムを含めるということです。ゴールデンタイムとは午後10時から午前2時までの4時間を指しますが、この時間帯は成長ホルモンが最も分泌されます。
そのため、この時間帯に睡眠を取れば肌の新陳代謝が活発になり、美肌を促進してくれるのです。
この2つを含めた3つの習慣が美と健康には大切であると言っています。